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一発屋で消えゆく人が多い、お笑いピン芸人の世界。自嘲・自虐的に「一発屋ですから」みたいに自分で言う人も多く、嘆かわしい限りですね。
彼らは結局、一発芸に頼って生きているので、そういうことになるのです。「そんなの関係ねぇ」が流行ったから、一発屋にならないように、他のも考える(「何の意味もない」とか「ピーヤ」とか)というのは、全く解決になっていないわけです。
そんなことをしても、一発屋から二発屋・三発屋になるだけ。そういうことではなく、芸の本質を磨いていくことを考えなければ、芸能界で生き残れるはずがないのです。なぜなら、飽きられるから。
一発芸はないよりある方が良いですが、
それを武器として、トークやリアクションなどを磨いて行く以外に、方法はないでしょう。新ギャグが、新ギャグが、といって次のネタを作ろうとしているお笑い芸人は、ビートたけしや明石家さんまが、今でも常に新ギャグを作っているわけではないことを見習うべきです。
もっとも、テレビはエンターテイメントなので、一発屋芸人の切なさや哀愁そのものもまた、人生の縮図であり、人を引きつけるコンテンツとして使われるのでしょう。
は編集部のオススメ記事です。