Facebookは、本来なら「ああいうのを好きな人だけがやる」という性質のものですが、現実問題としては大変普及しています。この背景には、「就職活動をFacebookで」とか、「できるビジネスマンはFacebookをこう活用する」みたいな、テレビや雑誌のくだらない取材や特集がバンバン組まれていることがあります。 「サイゾー」の記事によりますと、Facebookに、日本人向けに出す広告は、広告代理店の電通が独占契約を結んでいて、Facebookに日本人向け広告を出すには電通を通すしか方法がないらしいのです。そのため、Facebookを普及させることは電通の利益ですから、数年前から、テレビや新聞にあの手この手の方法でとにかくFacebookの話題を扱うように便宜を図ってきたとのこと。 また電通か、といった感じですね。不自然な流行の裏には、こういった陰謀めいた策略があるのが常ですが、逆に言うと、やはりFacebookはハヤリものであって全盛期は過ぎたと見ることもできるでしょう。やがては、「ああいうのを好きな人」だけが残って、他は飽きてしまったり、良く言われるように人間関係のトラブルに発展したりしますからかえってストレスになり、やらなくなるのではないでしょうか。 自然発生的な普及と異なり、押しつけの流行は 定着しないのもまた、世の常なのです。