LHピークを測定することで排卵日を判定する検査薬が、ようやく解禁される方向となったようです。排卵日の24~48時間前にピークに達するLHを検出することで、排卵日を直前に知り、夫婦生活を営むことで、妊娠しやすくなります。 少子化が社会問題となっている近年において、このように何の副作用も危険もない検査薬が、薬局で普通に買えなかったことは驚きです。何しろ、尿をかけるだけで判定できるので、「検査薬」とは言っても飲んだり塗ったりするものではありません。危険性など全くないのです。 こんなものがなぜ、処方箋が必要で、普通に薬局で買えないよう規制の対象となっていたのでしょうか。しかし、排卵日検査薬欲しさにクリニックを訪れる患者(これを患者と四でよいかどうかも疑問ですが)からの診療報酬が惜しいのか、日本医師会は「誤診の恐れがある」などと良く分からない理由で反対してきたのです。 「チェックワン」の名称で知られるこの薬は、 妊娠検査薬は普通に薬局で手に入る一報、排卵日検査薬の方は入手が面倒で、妊娠を望む若い夫婦、とりわけ不妊のカップルには問題視されていました。今頃解禁しても、時すでに遅しかも知れません。