手の指の、主に第２関節と第３関節の間に生えている指毛。生えている人と生えていない人がいますが、多くの人では、多少なりとも生えています。この指毛さえも、おしゃれな女の人にとっては、最近は、永久脱毛や、毎日の処理の対象となっています。

　さて、この指毛の生え方や、長さが、左右で違うと言ったことがあります。気づかなければ全く気になりませんが、一度気づくと、気になってしまいます。

　こういったことの原因の一つは、何かの事故によって一時的に指毛が失われたのではないかと言うことです。もっともよくあるのは、料理です。

　つまり、 料理をしていてコンロに火に炙られて焼け落ちたという可能性が考えられます。熱いと思うほどでなくても意外に、細かい毛はなくなってしまうこともあるものです。

　また、そうでなくても、人間の体はもともと左右対称ではありません。最たるものは、心臓の位置や、胃・大腸の向き。そういうわけで、左右の指毛の生え方が同じでなかったとしても、何ら不思議はないという考え方もあります。例えば、右手の小指では第一関節と第二関節の間にも毛穴があって毛が生えているのに、左手の同じ場所にはめだった毛穴が確認できない等と言った場合は、これにあたるものと考えられます。