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潮干狩りとアサリの放射能汚染

 
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 福島第一原子力発電所の事故によって、信じがたいほどの放射性物質が放出され、現在でも続いているようです。これによって海洋汚染がすすみ、水産物が放射能汚染されて心配な状態になっています。

 貝類は中でも危険な方です。放射性物質は、海に降り注ぐと時間をかけて底の方にたまるとされていますが、貝は浅い海の底に生息していますから、この放射性物質にまみれながら暮らしているとも言えます。

 アサリは、できるだけ熊本産などの福島から遠いところのものを買い求めると良いでしょう。

 東京湾は、河川から注ぎ込んだ放射性物質が蓄積しやすい場所です。福島からの距離はそれほど近くありませんが、関東一円からセシウムやストロンチウムを集まってきている可能性が高いのです。事実、河口付近の汚泥からは、相当高い放射線が検出されています。

 東京湾の干潟では、潮干狩りが楽しめる場所もありますが、
このあたりも汚染が心配です。潮干狩りに行っても、捕獲したアサリは食べずに、キャッチアンドリリースするか、そうすると食物連鎖で濃縮されていってしまうので、本当は償却して放射性廃棄物として処理するのが望ましいのかも知れません。

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