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流産というのは、誰もが経験するわけではないものの、身近にある人生の不幸としては最高ランクのものの一つです。流産した場合、人間のタイプによって、対応が分かれます。
悲しみを自分一人で処理し、強がったり、一人で消化しようとしてストレスを溜めるタイプ。この場合は、当面、害はありません。
しかし、ストレスを人に話すことで解消するタイプの人は、自分を悲劇のヒロインに仕立て上げて同情を誘おうと、涙ながらにグチを繰り返してきます。流産みたいに不幸なことを、聞かされる方も辛いし、同情はするけれども、しつこいのはかなわない……そんな風に思いますか。
本当に友達なら、グチぐらいいくらでも聞いておやりなさい。友達でなくても、何かの縁ですから、不遇な人のグチぐらい、たくさんしゃべらせてやれば良いのです。大した善行をできるわけでもない人間でも、グチを聞くということでなら人の役に立てるでしょう。
グチは無駄なものではありません。精神の中の、
悪くなっている部分を排泄する作業なのです。前向きでないとか、マイナス思考とか、そう非難してグチから逃げるのは簡単ですが、それこそ人間のすることですか?
は編集部のオススメ記事です。