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自分が内定して友達が落ちた場合 [就活 虎の巻]

 
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 就職活動は昨今、熾烈と混迷を極めていますが、時に、人間関係にも亀裂を生じることがあります。これは、受験でも起こりますね。受験の場合には、大抵、募集人数が多いので、アイツが受かったせいで自分が落ちた、みたいなことはあまりありません。嫉妬こそ生じるかも知れませんが、恨みや被害妄想には発展しません。

 そこへいくと、就職活動は、ある種、推薦入学枠の取り合いのようなところがあります。大手の企業ではだいたい、大学や学部ごとに採用枠を決めていることが殆どですから、クラスメイトの彼の内定は、自分の不採用につながります。しかし、就職活動の段階では、協力し合うことも必要で、共にOB訪問を設定したり、情報収集をすることにもなるでしょう。しかし、どこかでは出し抜いて、自分の方を採用してもらわなくてはならないのは当然です。

 言うまでもありませんが、相手の悪口を
採用担当に言うことで自分が有利になろうと思ってはいけません。むしろ、採用担当者はそういうことにはウンザリしているため、逆効果になります。

 さて、自分が内定して、友達には不採用の通知、お祈りメールが来てしまった場合ですが、これは気まずいですね。あなたが採用になった分、お友達が不採用になった。この現実は、正面から見据えなければなりません。もし友達のことを思うならば、あなたはその内定を蹴ってほかの企業に行くようなことは慎まなければなりませんね。「アイツの滑り止めのために、自分は落とされ一生が狂ったのか」と考えたら切なすぎます。

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