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常磐線(各駅停車) 念願の増発、でも不満な沿線住民

 
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 常磐線は、上野から水戸方面に延びる路線ですが、このうち北千住駅から取手駅までは複々線化されていて、地下鉄千代田線との直通運転が行われています。各駅停車しか停まらない駅(亀有、金町、馬橋、新松戸など)においては、日中に1時間あたり5本しか列車が運行されていないなど、沿線住民の不満は頂点に達していました。

 また、東京メトロ千代田線も、2本に1本を常磐線直通とする都合から、日中の本数を常磐線の倍の1時間あたり10本とし、6分間隔で運行していました。これは、東京メトロの路線の中でも最も少なく、大変不便だったのです。

 2014年3月のダイヤ改正で、念願叶って、常磐線は1時間あたり1本、千代田線は2本の増便となりました。

 しかし、常磐線においては12分に1本だったのが10分に1本に増えただけで、えらく待たされるという感覚はあまり変わっていないようです。複々線区間における各駅停車線でも、京浜東北線や、中央線・総武線は、この倍近く運行されているので、やはり冷遇ぶりは際立っていると言えます。

 むしろ、千代田線を1時間あたり12本のうち小田急に直通しない10本を
全て常磐線直通として、常磐線を6分に1本とするべきでしょうが、おそらくそんな日は永遠にやってこないことでしょう。

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