デュデュビデュバデュビ ハイ、ハイ、ハイハイハイ! あるある探検隊、あるある探検隊、あるある探検隊、あるある探検隊…… この、「レギュラー」という芸人の「あるある探検隊」というネタのフォーマットは、かなり厳しい、いわば芸術の域でした。なんと、7+5の12文字で、あるあるネタを表現するわけです。つまり、俳句や短歌、どどいつなんかよりもずっと厳しい。 となりのじじいの 犬逃がす とか、 不細工なのに いいにおい この文字数の制約と、みんなが分かる「あるあるネタ」であるとのしばりは、非常にネタを作りにくくして、限界が近かったことでしょう。実際、「あるある探検隊」のネタは、持ち時間5分としても、実質的なネタは3~4個ぐらいだったように思います。少ないネタでいかにして、尺を採るか。ここにこそ、彼らのネタ作りの神髄があったのかもしれません。 最近見なくなった原因 も、その辺にあるのかもしれませんね。 「レギュラー」というコンビ名も、皮肉なものですね。彼らは一体、何本のレギュラー番組を持つことができたのでしょうか。