核ミサイルが落ちてきたら、必ず死ぬというものではありません。実際、広島や長崎でも生き残った人はたくさんいます。ここで、ひとつ、必ず気をつけて欲しいことがあります。 それは、核ミサイルは爆発のあと猛烈な爆風が来て、それによりガラスが飛散してケガをすることが非常に多いということです。異変に気づいて咄嗟に伏せた人は無傷で、それをしなかった人はガラスの嵐で血しぶきを上げることになったという実話があります。 大切なのは、異変があったら、それを目で見て確かめようとせず、伏せることです。みんなが窓の方に向かっても、それは自殺行為ですから、自分だけは伏せるようにしましょう。洋服やタオルなどをかぶって、ガラスが直接皮膚に当たらないようにするとよいでしょう。 いつのときも 生死を分けるのは一瞬の判断なのです。核ミサイルの前にはなすすべがないと諦めずに、身を守るためにできることをやるべきです。