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妊娠中の出血と、流産の確率

 
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 妊娠中の出血は、端的に言って、真っ先に「流産」の二文字が頭をよぎりますから、決して愉快なものではありません。実のところ、ほとんどの出血は心配ないものなのですが、流産の兆候もまた出血で始まることが多いことから、どうしても過剰な心配をしてしまいがちです。妊娠中に出血があった場合、果たして流産の確率はどのくらいなのでしょうか。

 妊娠初期の出血については、定期的に超音波で検査を受けていれば問題のないものです。この時期の流産については染色体異常が原因であり、基本的に止めようがないものです。出血したから流産したのではなく、流産の兆候として出血しただけであり、染色体異常による流産は受精時に決まっていることで、この段階で受診や治療によって流産を阻止できるものではありません。

 しかし、どうしようもないとしても、心配で、順調なのか流産の兆候なのかを知りたくなるのは人情ですから、診察時間内にエコーで見てもらい、状況を確認するのは精神的には良いことです。

 さて、妊娠8週を過ぎてきますと、出血は良くある
ことは言えなくなってきます。ポリープやびらん、絨毛などが出血の原因となることはありますが、原因をはっきりさせるためにも受診した方が良いとも言えます。

 20週を過ぎてからの出血は、心配が多いので、すぐに受診をすべきでしょう。しかし流産または切迫流産の兆候であれば、安静も必要ですから、できればタクシーなどで移動することが重要と考えられます。

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