誰だって賞味期限が長いものを買いたい。これは、当たり前です。スーパーやコンビニでは、食料品は賞味期限の近いものから手前に並んでいますから、奥に手を伸ばして取りたくなるのは当然と言えます。 しかし、みんながみんなそうしているわけではないのです。むしろ、わざわざ商品を奥から取る人は圧倒的に少数です。 なぜなら、多くの人は賞味期限にそこまで執着がないからです。「わざわざ奥から取るほどまでして、少しでも賞味期限の長いものを」とまでは考えていません。そんな人の中でも、一応、あまりに短くないかはチェックしている人もいます。 もう一つは、マナーの問題です。みんなが商品を奥から取っていると、賞味期限の近いものが売れ残ってしまい、売れる前に期限が切れてしまうかも知れません。要するに、奥から取るなどという自分勝手な行動を慎んでいるのです。 フリーアナウンサーの夏目三久は、うかつにもテレビで「私は奥から取ります」と公言してしまいました。 こういうところで性格がばれますから、彼女にしては失策だったと言えるでしょう。よほど事情がない限り、手前から取るようにしたいものですね。