「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
鮭とばは、鮭の腹の部分を細切りにして、塩漬けにしてから燻製にして干したものです。寒風でかたく干すのが特徴で、古くアイヌのサケの乾燥法をヒントに作られたと言われています。
鮭とばは、そのままでも食べられますが、あぶることでいっそう風味が立ち、おいしくなります。特に、鮭のお供にする場合には、必ずあぶってから食べましょう。
【鮭とばの炙り方】
1)コンロを中火で点火する。
2)火が落ち着くまで待つ(前回の料理の吹きこぼれ等があると、鮭とばに変な臭いが付いてしまいます)
3)コンロから20cm以上離して上方に鮭とばをかざす。
4)表裏を焼く。また、持っている部分が焼けないので、持つ場所も適宜変えること。
時間的には1~2分ずつ、表面がパチパチ言って白くなり出したら食べ頃です。
こういう、「あぶる」という調理は、IH調理器ではできません。オール電化住宅に住んでいる人は、カセットコンロを常備して置きたいものですね。
は編集部のオススメ記事です。