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「留年」と「落第」の違いは?

 
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 2年生から3年生に上がるべき時に上がれず、2年生を2回やるのは「留年」です。では、「落第」っていうのは2年生から1年生に降格することを言うのでしょうか?

 そうではありません。「落第」というのは留年よりも広い概念で、留年をも含んでいます。良く学校の先生が「お前のようなやつは落第だ!」と言ったりしますが、これは別に1年生に落ちろ、というようなことではなく、お前はだめな生徒で失格だと、叱責しているようなものです。

 また、落第点とか落第生というような使い方もしますね。

 いずれにしても、留年や落第はとても恥ずかしいことですから、絶対に避けるようにするべきです。就職のための留年などもってのほかです。

 また、一部に、留年と留学を混同している人も見受けられるので、
注意が必要です。海外に留学したなら「海外留学をしました」というように「海外」もつけて語った方が良いでしょう。「留学した」という自慢が「留年自慢」のように間違って解釈されたら大変だからです。

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