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剣道って、野蛮、習いたくない。なぜ親は子に剣道をやらせるのか?

 
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 剣道は、格闘技の一種ですから、元来は野蛮なものです。心を鍛えるとか、礼儀作法を知るとか、いろいろ言っていますが結局は、人を殺す武術をルーツに持つものです。

 ところが、親に強制されたり、学校で無理やり剣道をやらされて、強い不満を持つ子どもが増えているようです。

 剣道が野蛮な点は、いくつもあります。いくら防具を着けているとは言え、棒で人をぶっ叩くのですから、野蛮なことこの上ありません。フェンシングが「突く」だけなのに比較すると歴然です。防具の作りは不完全で、面や小手を叩かれるととても痛いのです。面は、どう考えてもヘルメットや胴のように堅い作りにするべきですが、そうしないのは「痛いのも、鍛錬のうち」という野蛮な考えからでしょう。

 また、道場を雑巾がけしたり(モップが存在する現代で、広い床全体に雑巾がけをするのはとても無駄な行為です)、先輩による後輩のシゴキなど、剣道には体育会系の悪しき習慣がいろいろ詰まっています。

 このようなものを、イヤがる子どもに無理やり習わせても、強さも男らしさも、
期待できません。どちらかというとケンカっぱやい腕白な子が、自分から進んでやるものであって、イヤがる子にやらせるのはもってのほかな習い事と言えるでしょう。

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