FacebookなどのSNSにはまって、いろいろとつぶやきや日記を発信している人は、「いいね！」が早く着かないか、いくつつくか、について異常な関心があり、気をもんでいるといいます。また、昨今「ソー活」とまで揶揄される就職活動では、「いいね」や「友達」の数が応募先の企業にチェックされ採用の基準にされるなどとまで囁かれ、学生は強迫観念を持って「いいね！」に異常な執着を持っているとされます。

　そんなSNSフリークな人たちにとって、「いいね！が欲しければ、他人にいいね！をつける」ということを実践しています。そして、「いいね！」を付けてもらったら、「いいね！」のお返しをするのが暗黙のルールだというのです。

　果たして、「いいね！」をもらったら、お礼に「いいね！」をお返ししてあげなければいけないのでしょうか？

　そんなルールは聞いたことがありません。「いいね！」と本当に思ったときだけ、「いいね！」をクリックするのが、当然の行為です。

　しかし、道徳観念など人それぞれなので、この「いいね！」のお返しがない、 私ばっかり「いいね！」をつけたのに、この恩知らず！ということで激怒し、人間関係にヒビが入るような事態は避けなければなりません。こういった点でも、SNSは、人の本性をあぶり出しますので、不用意に手を出してはまらないようにした方が賢明かも知れません。