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枝豆は、あまり柔らかく茹ですぎずに、微妙に「しゃりっ」とした歯ごたえが残るような、“アルデンテ”な仕上がりが美味です。しかし、枝豆を上手に茹でるには、いくつか気をつけるポイントがあります。
まず、「余熱で火が通る」ことを考える必要があります。ですから、茹でながら一つ取って味見をしても、その味見をした物よりは火が通ってしまうので、あまりアテにはなりません。
また、「枝豆のサヤが口を開き始めたら」などの目安も、宛になりません。枝豆そのもののでき(熟し加減)によって、サヤの開きやすさは変わってきます。
よって、時間が一番あてになるのですが、沸騰したお湯に枝豆を入れると、そのために温度が下がりいったん沸騰がとまってしまいます。一般に2~4分とされる時間に、その再沸騰のための時間を加えると、結局、ぶよぶよの枝豆になってしまいます。
ですので、次のことに注意するとよいでしょう。
・枝豆をお湯に投入したら、再沸騰までは再強火
・サヤが口を開き始めるか、投入してから3分の早い方で引き上げる
・余熱を素早く取るため、お湯から揚げたらなるべく広げて冷ます※水にさらしてはいけない
なお、枝豆の茹で汁が赤茶色になるのは異常ではありませんので、食べても問題ありません(茹で汁を飲んではいけません)。
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