おせち料理の主役と言えば、数の子、昆布巻き、海老、煮しめなどですが、だて巻きも外せない一品です。しかし、あんな、卵焼きとはんぺんの合いの子のようなものが、１本1000円とか、異常に高く売れていて辟易する人も多いでしょう。

　だて巻きは、年末や正月しか売っていないものではありません。普段でも、１本200～300円とかで売っています。しかし、年末は需要が集中するため、やはり高価になります。しかし、普段売っているものよりも高級なものがスーパーに並び、味も普段よりおいしくなっていると言えます。

　ですが、数の子やいくらが高いのは分かるけど、だて巻きが高いのは納得がいきませんね。そこで、賢い消費者には、まだだて巻きの値段が上がる前、12月上旬頃にたくさんだて巻きを食べておいて、飽きておくという作戦があります。食傷気味になっておけば、正月だからといってだて巻きに高いお金を払わずにすみます。

　一方で、正月の食材では、だて巻きやかまぼこは、高い方だとは言えません。 おせちにだて巻き・かまぼこがなければ、それだけ、より高価な数の子をたくさん食べてしまい、余計にお金がかかるかも知れません。