「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
かつての日本的企業・日本的職場では、「飲みニケーション」がとても大切とされ、毎日のように同僚同士や、上司が部下を引き連れて飲みに行くのが当たり前でした。しかし、若者の個人主義や、酒離れなどから、近年では部下が上司のお供をして夜な夜な飲みに行くという構図は過去のものとなりつつあります。ですから、毎日のように飲みに行くのは比較的高めの一定年齢層の人たち同士というのが、最近の風潮です。しかし、稀にそういった時代の流れを認識していない上司がいて、嫌がる部下を毎日のように飲みに誘い、困らせています。
こういった場合には部下にも問題があることが多く、イヤだということをハッキリ意思表示できていない場合が多いのも原因の一つです。断ったとしても、意思表示が中途半端だと単なる「遠慮」と受け止められてしまうことも多いのです。しつこく誘う人は鈍感なことが多いので、きっぱりと意思表示してしまってもかまいません。
付き合いが悪いと思われることで、勤務評定に響いて昇進や昇給が遅れると考える人もいるようです。
しかし、明らかに仕事ができる人に悪い評価をすることはできないのですから、そういう場合は、飲み会にお供するのではなく、飲み会を断った分、仕事で実績を上げるということも大切です。そうでなければ、単なるゴマすり族と変わりません。
は編集部のオススメ記事です。