「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
カレーという料理は、少し作っても大量に作ってもあまり手間が変わらないのでついつい作りすぎてしまいます。取っておけば後は温めてご飯にかけるだけですから、次の日の料理の手間もなくなります。
では、家庭で作ったカレーを冷蔵庫で保存した場合、何日間ぐらいは腐らずに、食べられるのでしょうか?
これには、再加熱したときに、沸騰してから最低、15分は温め続けることが大事です。というのは、カレーなどの食中毒は主にウェルシュ菌が原因で、これが熱にめっぽう強いからです。1時間加熱しても死滅しないという研究もあるというほどです。
カレーをとっておく場合は、翌朝冷蔵庫に入れるのではなく、なるべく作った後2時間以内ぐらいを目安に、しかもできるだけ急速に冷まして冷蔵庫に入れます。これは、ゆっくり冷めていくことで、冷めていく最中に菌が繁殖するのを防ぐためです。
以上の注意を守っても、安心して食べられるのは、翌々日まで、3日が限界と言うところでしょう。
それ以上でも食べて問題ない場合もありますが、それはあくまでも「たまたま大丈夫だった」というだけで、リスクは確実に高まっているからです。
は編集部のオススメ記事です。