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投資マンションの営業電話がしつこい

 
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 新築の投資用ワンルームマンションは、昨今では、自ら進んで購入するものではなくなりつつあります。まっとうな投資を目指す人は、割安な中古物件をオーナーチェンジで購入するか、一棟モノに投資しようとするからです。

 いきおい、投資用のワンルームマンションは、セールスマンが電話で営業をかけて売りさばくものになってしまったのです。しかし、高価なものですから、簡単に売れないのは当然です。そこで、近年では営業マンの執拗な電話攻勢や、ときに脅して買わせようとすることが社会問題化しています。

 投資用不動産は、普通のサラリーマンだと、1軒しか買えないという特殊事情があります。かなり高額なローンを組んで購入するため、2軒目を買おうとしても銀行のローン審査がおりないのが普通なのです。ですから、勧められて簡単に買う人はもうすでに売りつけられていますが、そういう人にもう1軒買わせることは不可能なので、なかなか買わない人にしつこく営業するより方法がないのです。

 もう一つは、春に新社会人となり、ローンを借りれるがまだ借りていない新たなる「カモ」を効率よく見つけて売り込むことです。

 いずれにせよ、このような性質から、投資用マンションのセールスは蛇のようにしつこいという性質があり、売る方から見ればこれは仕方のないことです。
断るときは「お互いに時間のムダなのでやめましょう」の一点張りで通しましょう。また、買うという判断をするときには、大きなリスクを負うことになるのを忘れずに、慎重に判断したいものです。

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