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体外受精・人工授精の直前にレントゲン撮影をした

 
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 レントゲンというのは、X線ですから、大なり小なり遺伝子を傷つけることになります。しかし、治療診断の上でも重要ですから、整形外科だけでなく、歯科医・内科・耳鼻科などでもレントゲン撮影をすることがあります。

 さて、体外受精や人工授精を控えている状態で、うっかりレントゲンを撮ってしまったというような場合、体外受精や人工授精は、延期した方が良いのでしょうか? 延期するなら、何週間ぐらい開けるべきなのでしょうか?

 結論からいうと、
レントゲンの被曝は、男女ともに、気にする必要はないという意見が大勢です。理由は、被曝量が少ないこと、被曝により傷ついた精子は受精できないことがあげられます。また、背景には、レントゲンの被曝が原因で、流産・奇形児などを生ずる確率は、被曝がなかった場合に比較して、目に見えて高くなるようなことはないという判断があります。

 しかし、体外受精や人工授精は、延期した方が良いという意見もあります。それは、被曝があってもなくても、流産・奇形児などの可能性はもともと一定程度あり、もしそうなってしまったときに「やっぱりレントゲンから期間をおくべきだった」という後悔を生じてひきずっていくのは良くないからです。

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