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清潔好きを通り越して潔癖症の若者が増えている中、それがために温泉や公衆浴場に入れない人が増えているようです。潔癖症男子たちの情けなさといったらありません。
確かに、公衆浴場は雑菌の巣窟です。塩素消毒をして濾過をすることでレジオネラ菌を中心とする雑菌を除去しては居ますが、病気の人が入浴しているかも知れませんので、疫病や感染症の心配もあります。
そういったことは別にしても、見知らぬ人がたくさん入って汗を流しているわけですから、汚いといえば汚いですね。知らないおじさんの汚いハダカ、触りたくありません。とすれば、そのおじさんが丸ごとはいっているお湯に一緒にはいるなんて、考えられませんね。
しかしそんなことをいっていたら、大浴場の気持ちよさ、ましてや温泉の喜びは味わえません。潔癖症が故に公衆浴場に入れないなら、こう考えてみましょう。
水も、空気も、同じようなものです。人混みにいるとき、
見知らぬ汚いおじさんと同じ空気の中に、自分も使っているのです。細菌もウイルスも空気中を浮遊して、風邪だってインフルエンザだってうつります。
こう考えたら、お風呂が特別なわけではないことに気づくでしょう。え!? 人混みにも行けなくなったですって?
は編集部のオススメ記事です。