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 インターネットバンキングの広まりに伴い近年、銀行のATMは数を減らされる傾向にあります。しかし、多くの企業が給与支給日としている毎月25日を始め、月末、五十日などを中心に大変な混雑をして、何十分も待つ行列ができることが珍しくありません。

 こういった行列に並んでいるとき、どのようにそのイライラを解消すれば良いのでしょうか?

 一つには、おそらくその近くにある両替機に並んでいる人たちを見て、「あの人たちよりはマシだ」と認識する手があります。自分より下を見て、満足感を得るという方法の一種です。両替機はたいてい1台しか設置されておらず、小売店の釣銭調達のために、毎日長蛇の列ができています。可哀相ですね。

 また、給料日である25日に並んでいる人たちは、家計に火が付いていて、給料が支給されたら即おろさねばならぬほどせっぱ詰まっている、可哀相な人たちなのです。哀れみの心をもって見てあげれば、腹も立たぬでしょう。

 問題は、この状況を知りながらATMを増やすどころか減らしている銀行の経営姿勢です。
銀行に対して腹が立つときは、一体どのようにして自分を納得させるべきなのでしょう? ここは一つ、「銀行に金を預ける、つまり貸してやってるのは自分だ」と上からの視点で構えましょう。そして、銀行というのは実ははかない存在で、利用者が結託して一気にお金をおろせば、取り付け騒ぎとなり簡単に潰れてしまいます。普段は威張っていても、利用者の意向であっけなく倒産するはかない存在なのだと考え、哀れんでやりましょう。

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