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弁護士は高収入だといわれますが、実はそうでもないようです。自らの事務所を開業している弁護士で1500万円、雇われている弁護士は600万円ほど。しかし、司法試験の緩和によって、現在では司法試験に受かっても、弁護士事務所に就職すること自体が難しいと言われます。これが、弁護士の年収の実態といったところでしょうか。
よく、勤め先を辞めて転職を考えるときに、また会社勤めではなく、資格を取得して会社を辞める、「資格退職」を志す人がいますが、実際のところ厳しいというのが現状のようですね。司法試験は、なかなか受かりません。
そこで手頃な資格と思って志すのが、「行政書士」「社会保険労務士」などの資格。これらなどは、開業しても仕事を取ることそのものが難しいですから、決して優しくはないイバラの道と思った方がよいでしょう。
行政書士は480万円、社労士で
450万円程度が、相場のようです。これでは、あんまり夢が描けませんね。『最辛大学ガイド2013』(中央公論新社)
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