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春の味覚、タケノコ。この不思議な食材は、筍・竹の子と2つの表記があることもそうですね。竹かんむりに「旬」とは、いかにもな成り立ちの感じです。同時に、ひたすら味がなく、もっぱら歯ごたえ(食感)を楽しむためのものだという特異な存在であるとも言えます。
家庭で生のタケノコを茹でるのは大変な時間と手間がかかりますので、水煮にして売っているものを買ってくることが多いと思いますが、タケノコを切ると、白い粉のような塊が出てくるのが気になりますね。
当然食べられないものはずはないが、これは果たして、アクか?旨み成分か?
モノの本などで調べるとこれは、うまみの素であるアミノ酸(チロシン)である等との記述があります。しかし、です。
食べてみると分かりますが、
これがまたひたすら、味がない。本当に、旨み成分なのでしょうか? グルタミン酸やイノシン酸のような、分かりやすい味ではないということなのでしょうかね?
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