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義理と人情の下町に住む マイホーム購入のポイント

 
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 下町というのは義理と人情に厚く、下町情緒があって良いものだと考え、新興住宅地や山の手を避けて、下町にマイホームを購入しようとする若い世代がいます。そう考えることは大変結構ですが、もしかすると思い描いているものとは違うかも知れません。

 まず下町の古い住宅街は高齢化が進んでいて、世代が余り合いません。そのため、生活習慣や価値観が違いすぎ、また、新しいものを受け入れるという心になっていないことが多々あります。そんなところに、よそ者の若造が「下町の生活に憧れて」などといって飛び込んでいっても「下町をバカにしているのか!」と怒られかねません。下町気質とは、頑固という一面も持ち合わせています。田舎の集落と同様に、単に閉鎖的なだけのコミュニティになっている場合も珍しくありません。

 老朽化した家屋が多いため、地震や風水害には非常に
弱いということも見逃せません。いずれは廃屋が増えてゴーストタウン化するか、そういった敷地にマンションが建って風情が失われるリスクもあります。

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