土曜日の午前中に、行楽地へ向かう高速道路で事故を起こされると、非常に迷惑です。例えば、首都圏で行楽シーズンの中央自動車道下り、談合坂付近で衝突事故を起こし、一時車線規制となるような事態になったとします。

　そうすると、大渋滞となり、普段は１時間かからない調布料金所～大月が、「２時間以上」「３時間以上」なんていう表示になったりしてしまうわけです。

　当然、この土曜日の朝出発して、中央道方面（富士山、河口湖、清里、昇仙峡、蓼科、松本・長野方面全て）に遊びに行こうと思っていた人たちの予定はめちゃくちゃです。

　しかし、損害はそれだけではないのです。

　例えば、清里にしても、本来であれば、朝７時頃家を出て清里に １泊で遊びに来る人は、清里でランチの時間を迎えられるわけです。しかし、中央道で事故を起こされてしまうと、ランチ客を目当てに準備をし仕込みをしていた飲食店は、昼食時はガラガラ。みんな、渋滞の中、パーキングエリアやサービスエリアでの昼食となるでしょう。

　入場料を取るレジャー施設もみんな、そうです。この損害の責任は、事故を起こしたか、事故の原因となった人にあります。

　過失ならともかく、無謀な運転や、自己中心的な走り屋的暴走追い抜きで事故を起こしたなら、全財産と今後の人生の労働賃金全てを以て、これを償わせるべきです。