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買ってはいけない!? リゾートクラブ会員権、別荘との比較

 
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 リゾートクラブ会員権の売れ行きが好調なようです。特に、退職金を手にしたシニア世代が、「年に○回行くと考えれば、元が取れるし、これは得だな」などと計算して、買ってしまうことがあるでしょう。

 しかし、リゾートクラブは、別荘とは全く異なります。決して別荘感覚で手を出してはいけません。別荘の魅力とは次のようなもので、これはリゾートマンションでも満たしていますが、リゾートクラブでは全く満たせないのです。

【別荘の魅力】

(1)家具や生活に必要なものを置きっぱなしにできること。

(2)お盆や正月などの繁忙期でも、直前予約無しでいけること。

(3)自炊が基本で、滞在しても食費があまりかからない。


 この意味で、リゾートクラブ会員権は、決して「別荘」の代わりになるものではありません。館内のレストランで高い食事につきます。そして、「年に○回行けば得だ」と計算するかも知れませんが、それは、会員権を買ったから行くのであって、そんなものを買わなければ、同じところに年に何回も宿泊に行くわけがありません。そんな計算はナンセンスなのです。これらを納得した上で、買い求めるべきです。

 バブル期に売り出されたリゾートマンションは、(1)~(3)を満たしていますが、分譲時の1割以下の価格で中古で取引されています。退職後に年に何回も行くなら、こういった物件も魅力的ですね。

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