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運転者向けに、アルコールが入っていないか、ごく少量しか入っていない、ノンアルコールビールを提供する飲食店が増えつつあります。しかし、完全にゼロのものから、0.5%程度を含んだものまで、いろいろです。
日本では、お酒を飲んで運転をしてはいけないという法律はありません。禁止されているのは、呼気中アルコール濃度0.15 mg以上の「酒気帯び運転」と、酒に酔った状態で運転する「酒酔い運転」です。
つまり、少量のお酒を飲んでも、呼気中アルコール濃度が ほとんど上昇せず、尚かつ酔っぱらっていないのであれば、禁止されていないことになります。
度数0.5%の「ノンアルコールビール」を1杯飲んだ場合に、普通の人は酔わないと思いますが、中には酔う人もいるでしょう。0%でも、「ビールっぽい味で酔った」ということもあり得ます。こういう人たちは、酒酔い運転に該当するでしょう。
また、どれだけの量飲んだらとか、飲んでから何時間経ったら、
ということも一概に言えません。呼気中アルコール濃度と、実際に酔っているかどうかが、判断のポイントです。
しかし、迷うぐらいなら、運転しない方が良いことは言うまでもありません。
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