学校が勉学だけでなく恋愛の舞台でもあるのは、今も昔も変わりません。中学生や高校の男子生徒は、クラスメイトの小便くさい女の子よりも、成熟した女の先生の方に興味が行きがちなのは当然と言えます。特に、20代の妖艶な女教師であればなおさらでしょう。

　だからといって、本気で告白されるのは、教師の側から見れば迷惑な話です。第一、仮に交際をして続いたとしても、女性が男性よりも10歳も年上のカップルというのは無理があります。

　かといって、多感な年頃の男子生徒の告白をむげに断ると、どのような行動に出るか分かりません。大変デリケートな問題だと言えるでしょう。

　告白への対処法は、「告白だ気づいていないフリ」「鈍感なフリ」が一番良いでしょう。これで通せるうちは、逃げられます。しかし、明らかに返事を迫られるような形だと、逃げられませんね。

　そのような場合には、男子生徒のプライドを傷つけない様に、 「外見がタイプでない」ことを伝える手が有効です。といっても、顔のことを言ってはいけません。彼が体育会系であれば、「私は、ひ弱で、か細い男の子がタイプだ」と。彼がひ弱なタイプなら「太っていて筋肉質な人がタイプだ」と。これなら、傷つく以前に「全くタイプから外れているんだな」と素直に受け止めてあきらめてくれるに違いありません。