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カラーコンタクトで角膜内皮細胞が減少!?

 
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 角膜内皮細胞は、年を取るにつれて減る一方で再生はしないということから、最近では定期的にその数を計測することが推奨されています。極端に少なくなると、失明の恐れもあるといいますから、深刻です。

 さて生まれて初めてこの角膜内皮細胞の数を測って、意外に少なくてびっくり、というケースがあるようです。角膜内皮細胞が減ってしまう原因に、角膜への酸素供給が足らず「息苦しい」状態にさらされることが指摘されています。コンタクトレンズの長時間装用はよくないという説が有力で、また、コンタクトレンズをつけたまま寝るのも良くないという説があります。

 そうなりますと、一時期流行したカラーコンタクトレンズも気になります。カラーコンタクトは粗悪品も多く、目の炎症などの事故を多発しあまり評判も良くなかったせいか、最近では下火になっています。カラーコンタクトは、一般に、普通のコンタクトレンズに比べて目が重たく息苦しく感じるものです。それは、いくら酸素透過性のレンズといってもそこに色素が入っているため、酸素が通りにくくなるせいではないでしょうか。

 カラーコンタクトを装用していた時期がある人は、
一度、眼科を受診して角膜内皮細胞の数を測定してもらった方がいいかもしれません。

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