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バイク川崎バイクという変わった名前のお笑い芸人が、静かに人気を獲得しているようです。若手のようでいて、1979年生まれですから、活躍はしていなくても立派な中堅と言えるでしょう。
芸名は「バイク川崎」でも「川崎バイク」でもなく、「バイク川崎バイク」という、「バイク」でサンドイッチした、一風変わった構成です。これだけでもインパクトがありますね。でも、この芸名こそが、かれの秀逸なネタを産んだといっても良いでしょう。
ネタとしては、頭文字を取ると「B」「K」「B」になるフレーズを繰り出すという、単純きわまりないものが主体です。従って、ネタの中身が面白いというよりは、バカバカしさとその出で立ちが面白いというとらえ方をするのが正しいでしょう。あるいは、全体としての「痛さ」こそが、面白さの真骨頂なのかも知れません。
近年ではいわゆる「ネタ見せ番組」の減少傾向の中、このような才能のあるお笑いピン芸人が活躍し、脚光を浴びるチャンスは極端に少なくなっていると言えます。しかし、年末年始を中心に、
バカバカしさで日常のわずらわしさを忘れさせてくれる貴重な存在と言えます。
は編集部のオススメ記事です。