あまり共演することの多くないタモリととんねるずですが、関係としては仲が悪いのでしょうか？

　ＦＮＳ27時間テレビでは、「テレフォンショッキング」と題するコーナーで、とんねるずの二人がゲストとして、タモリとフリートークを繰り広げました。そこで、「お笑いスター誕生」に出場したときのネタは、他の審査員には全然受けていないのに、タモリと赤塚不二雄だけに認められたという逸話を披露しました。とんねるずにとっては、タモリは恩人なのです。

　タモリは、型にはまっている必要はない、何だか面白いもの、というのを評価する姿勢があるのですね。とんねるずは当時のネタを披露して見せるほどのサービスぶりで、意外な関係がかいま見れる演出でした。

　お互い自分の番組を持つような立場だと、 共演チャンスは少なくなってきます。当然、タモリととんねるずを出すとなるとギャラもかかりますから、一緒に仕事をするといってもなかなか機会がなくなってくるのは、お笑い界の雄として君臨する者同士の宿命的な悲哀といって良いでしょう。