日々報じられるニュースの中には、結構どうでもいいものが混じっています。地方の祭とか、一般人が痴漢でつかまったとか。そしてまた、芸能人やスポーツ選手が妊娠しただの出産しただのというのも報じられることが多いですが、これは報道する価値の殆ど無い、どうでもいい情報だということを指摘する人がいるようです。

　人は、結婚し、出産するのが普通です。結婚自体がニュースとして報じられるのは仕方のない面もありますが、そうすると、普通は出産するものだし、そんなものをいちいちニュースとして取り上げられていたら大変です。芸能人やスポーツ選手で、名の通った人は何千人もいるのです。

　本人の自意識過剰で、わざわざ妊娠や出産を、報道各社に知らせる有名人がいるのも問題です。報道機関としては、こんなものは黙殺し、わざわざ報道してあげるような義理もないのです。個人的に「それはおめでとうございました」とでも書いておけばいいでしょう。

　長い不妊治療の末にようやく出産、とか、3つ子を出産、とか、 そういうものならニュースにするにふさわしいかも知れません。しかし、「第二子妊娠を発表」なんて、もう、「どうでもいいですよ」の極みです。勝手にブログで、自分のファンにだけ発表して祝ってもらえばよい類のものです。