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近隣トラブルでも、特に多いのが騒音トラブルですが、特に夜中の睡眠の妨げとなるような騒音は深刻です。この季節は、マンションやアパートのとなりの部屋、また住宅密集地においては隣家の、エアコンの室外機がうるさいという悩みが多いようです。
このトラブルが深刻になる背景にあるのは、「こっちは節電して窓を開けて寝ている」「相手は贅沢にエアコンをつけやがって……」という心情的ないらだちと、エアコンをつけている方は窓を閉めているので、室外機の騒音で迷惑してるのは当の本人より自分の方だという被害者意識です。
しかし、エアコンを夜通しつけるな!とは言えません。近隣に夜中にエアコンを使うのをやめさせる方法というのは、法的には存在しないのです。
ですが、エアコンの調子が悪かったり、振動が増幅されたりして、本来の騒音を超えて音が大きくなっている可能性もあります。そんなときは、「エアコンをつけるな」というのではなく、例えば室外機の下に敷く緩衝材(販売されています)を渡して、敷くようお願いするという手もあります。相手も、エアコンを消すのはイヤでも、騒音の軽減自体には協力してくれるでしょう。
それさえ断ってきたら、そのときはもう、ハッキリと
怒るチャンスです。「何よ、それくらいしてくれたっていいじゃないの!お金がかかるわけでもないし」と、声を荒げてもいいシチュエーションではないでしょうか。
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