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日本のエシャロットは、エシャロットでなく“らっきょう”なり

 
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 エシャロットとは、フランス料理などに使われる香味野菜で、小型のタマネギに似たやや長細い形状です。フランス料理のレシピには良く登場しますが、日本では入手しにくいので、高級スーパーなどで輸入物を買うくらいしか、手に入れにくいのが現状です。

 ちなみに、「ベルギーエシャロット」という名称で売られていることが一般的です。

 レシピで「エシャロット」と書かれているところに、「エシャレット」を代用してはいけません。エシャレットというのは、らっきょうを早穫りしたもので、味噌などを付けてつまみに食したりしますが、これは日本で命名されたもので、とにかく、らっきょうに他なりません(酢漬けしていない状態のらっきょう)。

 これが、「エシャロット」と表示して売られたり、飲食店で提供されることも多々あり、日本では「エシャロット」も「エシャレット」も、ラッキョウであるというのが実態なのです。

 ですから、区別するために、本当のエシャロットは、
「ベルギーエシャロット」になってしまった。ベルギーエシャロットが手に入らない場合は、タマネギで代用して下さい。ラッキョウの方のエシャロットを入れてはダメですよ!!

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