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 流産は一定の確率で起きるもので、体外受精や顕微授精での流産率は2割程度あるといいます。また、年齢と共に流産率は上昇し、40代ともなると、約半数が流産。これは大変残念なことですが、多くの流産は、予防することもムリで、どうすることもできないという現実があります。

 流産はただでさえつらいものですから、不妊治療でお金と体力と精神を消耗した末、ぬか喜びをした後で流産するというのは、相当辛く、想像を絶するものがあると思います。当然、本人は自殺を考えるぐらいになっているかもしれません。こんな時、周りの人は、励ますのはやめた方がいいかもしれません。なぜなら、同じ経験をした人に励まされるのならともかく、「私の気持ちなんか分かるもんか」と考えるのが自然だからです。

 従って、周囲にそんな人が
いる場合には、そっとしておいてやり、そして、哀れんであげるのが一番なのかも知れません。幸い、人間の心というのは、時間の経過により症状が和らいでいくことが殆ど。ムリに立ち直らせるよりも、時間が癒やしてくれるのを待つ方が適切とも言えます。

 そして、本人には、とにかく、自分を責めず、そして、その妊娠自体を忘れるよう努めることを、お勧めします。妊娠したと思うから悲しい。妊娠そのものがなかったと思った方が、心は楽になります。

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