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ゲリラ豪雨と夕立の違いとは?

 
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 ゲリラ豪雨という言葉は、比較的新しい言葉で、定着したのはわりと最近のことです。それまでは、突然降り出す激しい雨は「にわか雨」や「夕立」と呼ばれていました。では、ゲリラ豪雨と、夕立やにわか雨の違いは何でしょうか?

 夕立という言葉が指すように、かつては雷を伴った激しいにわか雨は夕方に降ると相場が決まっていました。ですから、夕方に降るゲリラ豪雨は、夕立と呼んで構いません。ただ、夕立という響きは夕焼けにつながるせいか温和なイメージがあり、実際の雷雨とはかけ離れているので、ゲリラ豪雨の方が好まれるようになったという指摘もあります。

 夕方以外に起こる雷雨は、夕立とは呼べません。では、「昼立」「夜立」などと呼べば良いのでしょうか? 一つには、「朝立ち」を連想してしまい、エッチな感じがするのでそうは呼びにくいという事情があるでしょう。しかし、時間帯によって呼び名を買えること自体がナンセンスで、かえって混乱の元だと言えます。

 ゲリラという呼び名は戦争を連想して穏やかでないので、本来は変えるべきです。
「にわか雷雨」「突発豪雨」などの方が実態を良く表していると言えます。同じことは、「最強寒波」という言葉にも言えるでしょう。

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