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デブの生きる資格(男性編)

 
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 アメリカでは、太っている人は自己管理ができないと見なされ、出世に差し障ると言います。日本でも、太っている人は、単に肥満と言うだけで「暑苦しい」「醜い」などと避けられる傾向にあり、単なる体型の問題にも関わらず、非常に肩身が狭いのが現状です。

 しかし、太っていることには体質も関係ありますので、ひとえに「自己管理ができない」と片付けるのは良くありません。子供の頃からずっと太っていたなら、太りやすい体質であり、また、太っている体型がその人の本来の体型で、個性だと見なすべきなのです。

 ですから、昔から太っていたのなら、そういう自分をかわいがってあげるようにして下さい。やせろって言ったってそれは無理で、いわば、慎重の高い人に、低くなれといっているようなものです。

 しかし、自分でも不摂生など十分に思い当たることがある場合には、話は別です。しかし、それでも「痩せねばならぬ」という話とは違います。価値観は人それぞれですから、食べるのを我慢してスリムな体型を手に入れるのか、それよりも、美味しいものとたらふく食べて体型など気にしないのかは、自由だからです。

 むしろ、「デブは醜悪、死ね」などと思っている人や、
そういった風潮の方がよほど偏見であり、問題なのです。そのことをきちんと認識することで、肥満の自分を受け入れて、堂々と生きていって欲しいものです。

 特に男性なら、ひょろ長い、もやし男子よりも、恰幅の良いほうがよほどカッコイイと言えます。

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