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生焼けの鶏肉が、レストラン・居酒屋で出てきた

 
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 レストランや飲食店で、鶏肉料理を注文したところ、食べてみると中から赤い汁が……これって、火が通ってないんじゃないの? ということが、ときどきあります。焼き鳥でも、同じようなことがあります。

 こういった場合、我々はどうすればよいのでしょうか? いくつかに整理して考えてみましょう。

 まず、お店の人に文句を言うかどうかということです。この場合、食べる前に気づくことは稀で、すでに一部を食べてしまっている場合がありますね。その場合は、手遅れということも考えられます。鶏肉は意外に火が通るのが遅く、焼き鳥でも5分やそこらでは焼けませんし、ローストチキン、コンフィなどとなればなおさらです。こう言うときは、肉汁が濁っているかが一つの目安になります。透き通っている方がまだ、安心です。

 お店の人に言うと、焼き直してきてくれることが殆どですが、「うちでは常にこの焼き具合で出している」などと言う場合もあります。これは、安全である証にはなりません。いつもそうだ、というだけで、その後お腹が痛くなったとしても、明らかに集団食中毒と分かる場合でなければ、症状が出るのは店を出てずっと経ってからなので、店も知り得ないのです。

 日本で飼育されている鶏肉は概ね
安全で、鶏わさなどで出す店もありますから、表面がきちんと焼けていれば、リスクはそれほど高くないと見る人もいます。しかし、外食産業で使われている鶏肉はブラジル産が多いという事実もあります。

 ですから、「おかしい」と思ったら、やはり遠慮せずにお店の人に再加熱を求め、応じないような店には料理のキャンセルを申し出て、二度と行かないようにする方が賢明かも知れません。

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