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野球観戦・スポーツ観戦は、割に合わない娯楽!?

 
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 陸上競技ならともかく、一般に言って、チームに分かれて行なう球技のようなゲームは、どちらかに肩入れして、応援してみています。プロ野球でも、どこかのチームのファンであって初めて、熱狂的に観戦できるのでしょう。最たるものは、サッカーのワールドカップです。

 こうして、ペナントレースのシーズンは、毎日のように、可能なら球場に足を運び、あるいはテレビ・ラジオで試合を観戦します。最近は、インターネットで実況というのもありますから、どの試合もほぼリアルタイムに状況を知ることができます。

 しかし、ひいきのチームが勝つとは限らないのです。おおざっぱに言って2回に1回は負けます。3回に2回勝てば、だいたい優勝ですから、少なくとも3回に1回は負けるといって良いでしょう。

 これは、映画で言えば、「見てみたがつまらなかった、ハズレだった」に該当します。映画の場合は駄作と分かった時点で見ないこともできます。さすがに映画館ではお金が勿体ないので最後まで見ることが多くても、テレビでやってる映画なら我慢して見続けることはないですし、レンタルDVDでも「我慢して見続ける」というほどのものでもないでしょう。しかし、野球は最後まで見ないと勝つか負けるか分かりません。

 映画が、果たして2回に1回も「ハズレ」でしょうか?
 そう思う人もいると思いますが、そういう人は大抵、「映画が好き」ではありません。しかし、2回に1回負ける野球は、「それでも野球が好き」なのです。応援しているチームが負けるとあれほど不機嫌になるのに、どうしてそこまで見るのでしょう? あるチームを応援すると言うことは、2日に1回、イヤな思い、悔しい思いをするということでもあるのです。

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