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京王線・調布~国領の地下化工事が完成

 
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 (2012.8.19)京王電鉄の、調布・布田・国領の駅が地下化され、18箇所の踏切が廃止されました。地上の調布駅が廃止となるのは、長年使ってきた者からするととてもさびしいもので、100人のファンが詰めかけたということです。

 この工事のポイントは、なんといっても、京王線の本線と、相模原線が分岐するところにあった平面交差の解消でしょう。

 調布駅を過ぎると、八王子方面に向かう本線と多摩センター方面に分岐する支線に分かれますが、複線が複線に分岐するのに、全て平面でした。

 ということは、調布から八王子方面へ行く線路と、多摩センターから調布にやってくる線路が交叉しており、ここに交叉支障が生じていたのです。これはダイヤ編成上大きな制約になりますから、今回の工事完成に伴い、増発を含め、柔軟なダイヤが組めるようになるでしょう。

 京王線は、私鉄の中でも駅間距離が非常に短くて、
優等電車無しには成り立たない路線とも言えます。ダイヤ編成上の制約は、少しでも少なくなると、利便性の向上に大きく寄与するものと思います。

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