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休肝日という名の強迫観念 肝臓よりむしろ…

 
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 愛酒家にとっての恐怖は、肝臓病と、アルコール依存症(アル中)、そしてアルコール性痴呆症です。このうち、肝臓を守るために、休肝日を取ることが奨励されています。休肝日とは、肝臓を休める日、つまり、お酒を一滴も飲まない日ということになります。

 しかも、この休肝日は、1週間に1回、2日連続で取らなければ意味がないとする説が横行しています。1日目で、前夜飲んだアルコールの処理が終わり、2日目が、壊れた幹細胞が回復するための日だというのがその論拠ですが、科学的根拠はないようです。

 この休肝日という強迫観念に縛られている愛酒家は意外に多いようで、最近の研究においては休肝日は不要とするものもありますが、それでも律儀に守っておられる方もたくさんいます。

 しかし、休肝日は、肝臓のためには不要であったとしても、
アルコール依存症に対しては極めて有効だと言えます。言い換えれば、アル中なら、休肝日など取れるはずもないからです。

 ですから、愛酒家は、自分がアル中でないことを確認する意味で、やはり、定期的に休肝日を設けるのが良いのではないかと思われます。

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