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二人目は第一子のスペア!? そんな考えなら産むな

 
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 子供を持たない家庭や、一人っ子の家庭の占める割合が増えています。二人目以降の子供を作るかどうかで悩んでいる家庭も多いと思います。その中で散見されるのが、「二人目は一人目のスペア」という考え方です。

 これの意味するところは一体何なのでしょうか? 第一子が病気や事故などで死んでしまった場合の代わりとして、もう一人産んでおいた方がいいということなのでしょう。

 これは、「子供は親のためにいるもの」という、とんでもない発想が根底にあるからこそできる考え方です。そんな考えなら、二人目どころか一人目も産むべきでないし、人間をやめるべきです。

 スペアという位置づけで産まれてきた子供が、可哀相とは思わないのでしょうか。そして、スペアがいれば安心だから、一人目を多少ぞんざいに扱っても良いというのでしょうか。

 明治以前の日本では、社会保障も乏しく、子は年金代わりという面もありましたし、何しろ食料事情や衛生事情などで死亡率も高かったので、スペアもたくさん必要でしたでしょう。
でも、今はまるで時代が違うのです。

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