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「いいね!」付けてあげた数がもらった数より多い

 
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 facebookやmixiなどのSNSで、自分の発言に「いいね!」がいくつ付いたのかということを非常に気にする人が増えていると言います。最初の「いいね!」がなかなか付かないとそれだけで不安になったり、自分は嫌われているのではないかという強迫観念にとらわれたりと、SNSは、やっているだけで疲れる側面があるのは事実でしょう。

 そこで、「いいね!」を付けて欲しいばかりに、人の発言に一生懸命「いいね!」を付けても、自分にはそれほど返ってこないことを嘆くのは、バカげたことです。あの子の発言にはいつも「いいね!」をしているのに、あの子が私に「いいね!」を押すのは3回に1回くらいだ、とか。そんなことを気にするくらいなら、もうSNSに関わるのはやめるべきです。

 実生活でも、友達関係は案外、「誘う方と誘われる方」「メールする方と返事する方」に別れていたりするものです。お互い等分に、というのはある意味理想かも知れませんが、なかなかそうもいきません。ただ、SNSの「いいね!」は、それを如実に出してしまうということなのかもしれません。

 「いいね!」は、お世辞の一種でもあります。友情を確かめ合う行為だと
捉える方が間違っていて、「いいね」という言葉の通り褒め言葉なのですから、あなたはお世辞好きでも、相手はお世辞をいわない性格だという、ただそれだけのことなのかもしれません。

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