バカリズムは、実はもともとコンビでしたが、コンビ解消後も升野が「バカリズム」名を引き継いだという、ピン芸人界きっての奇才。エンタの神様や爆笑レッドカーペットの時代では、フィリップ芸をメインにしていましたが、

・「贈るほどでもない言葉」
　卒業式の日の先生に扮し、生徒一人ひとりに言葉をかけるが、当たりまえの内容。
　「お前がいつか、店を構え、そのまえに、人がいっぱい並ぶことがあるかもしれない。それが、列だ」

・都道府県の持ち方
　都道府県の形を、どのように掴んだら掴んだり投げやすいかを研究

　さて、彼はお笑い芸人の間でも 天才と誉れ高いですが、先日は「アメトーーク」でも、良い発言をしていましたね。それは、

「バーターで出演するタレントは、バーター出演と視聴者に分かるようにしろ」

　その語り口や、「そんなに言っていいの？」と見るものをドキドキさせるほど、ギリギリの内容でした。

　ちなみにバーターとは、交換条件のことですが、芸能界では良く、「彼を出演させる代わりに、（若手の）こいつも使ってやってくれ」ということがあります。友情出演、特別出演のように、バーター出演も、明記するのが公平かも知れませんね。