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薄毛というのは、おおざっぱに言って、進行性であるという特徴があります。従って、一旦禿げ始めたなら、年月と共にどんどん禿げていくのが、悲しき定めでもあります。
こういった経験的な事実を踏まえると、見えてくることがあります。薄毛に悩む男性を励ますときに、「まだまだ大丈夫」という言葉が、いかに意味がなく、残酷であるかです。なぜだか分かりますか? この言葉は、「今も若干薄毛である」ということと、「今後、もっと進行するだろう」ということと、「進行すると、大丈夫とは言えない風貌になる」という3つを全て表現しているからです。
非常に残酷ですね。では、逆にどう励ましてあげたら良いのでしょうか? 次の3つを満たす必要があります。
・今、別に薄毛とは言えない
・今後、進行するとも言えない
・万が一禿げたとしても、問題ない
う~ん、これは難しいですね。まあ、このまんま「今普通だし、見るからに禿げなさそうだし、禿げたって平気だよ!」と言う手もありますが、いかにも取り繕っているようで変です。
それに、言う方にだってウソはつきたくないというのもあります。
だからこそ、頭髪の話はデリケートで、日常会話で余り触れるべきではないのです。気をつけたいものですね。
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