唐揚げといえば「鶏の唐揚げ」を指すことが圧倒的に多いですが、この他、「異常に唐揚げが合う食材」といえば、実は「たこ」です。居酒屋でも割と一般的なメニューとなっているので、食べたことのある人も多いでしょう。

　タコはボイルや刺身、酢の物のしても、とにかく味が入って行きにくいので、衣の方で味を保持できる点が、唐揚げに向いているのかも知れません。

　タコの唐揚げは、鶏の唐揚げのように、生姜をおろして漬け汁を作ったり漬け込んだりする時間も不要です。良質なタンパク質が手軽に取れますので、週に１回ぐらい、晩酌のおともに手作りするのも良いでしょう。

【タコの唐揚げの作り方】

１）刺身用のボイルたこを、ぶつ切りにします。大きさは好みでよいですが、小さい方が酒のつまみには良いでしょう。

２）塩をたくさんふります。

３）ビニール袋に切ったタコを入れ、片栗粉を入れて、中に空気をいれたまま袋の口を押さえて、十分にふります。

４）180度の油で、２～３分間揚げます。

　油の温度は、カラッとさせるため高めで、また、元もと火が通っているものなので、上げ時間は短めでも問題ありません。