面接で緊張するのは、悪いことではありません。むしろ、緊張するのは当然のことだからです。面接官としても、全く緊張していないリラックスした学生を見たら「コイツ、この会社は滑り止めか」とか「ことの重要性を分かってないな」、「かわいくない学生だ」と思うかも知れません。 むしろ、適度な緊張感が感じられる学生の方が、採用担当者としても好感が持てるというものです。 問題は、その緊張を、良い方向に転じていけるかどうかなのです。面接において一番良くないのは、「声が小さくて、何をいっているか分からない」です。大きな声でしゃべれば、明朗快活に映ります。ですが、声が小さくて口ごもっているのだけは、いくら緊張しているからとは言っても論外なのです。 コツは、適切な声量よりもやや大きな声を目指すことです。最初の第一声が大きな声で通れば、おのずとリラックスし、続きもよどみなくしゃべることができるものです。 もう一つの緊張しないためのコツは、顔をゆるませ、笑顔を作ることです。 これはとても効果的で、無理にでも笑顔でのぞめば、やがてそれは本当の笑顔に変わります。笑いながら面接にのぞむぐらいのつもりで良いでしょう(ふざけるという意味ではありません)。